ぽこあぽこ、村井さんの行きつけ@栄本町『有機茶屋 あじゃり』
栄町商店街にコーヒーロースター屋の『ロッソビーンズカフェ』の加藤さんに紹介頂いた『ぽこあぽこ』の村井さん。
一番初めに紹介したいお店は、ここ、と開口一番。信頼と尊敬の想いがあふれるお店の紹介。
そんな行きつけ情報です!
Q:いきつけのお店を教えてください。
池田市役所前交差点を北へ直進したところにある、栄本町の『有機茶屋あじゃり』さんです。
Q:なぜイキツケになったんですか?
出会いのキッカケは凄い突然で、
池田商工会議所の所長の方が「あなたに絶対に合うから」と思い立った様に私のお店に連れてきてくださったんです。『有機茶屋あじゃり』さんのオーナーの平岡さんを。
初めのお会いした時の印象からもう合うなと思いました。
古い言い方かもしれないけど、「ビビット」ときた、です(笑)
「前から友達だったの』って感じで商工会議所の所長から驚かれました(笑)
(左:村井さんと右:平岡さん)
オーナーの平岡さんは他人を受け入れる事が自然にできる方。
そして『有機茶屋あじゃり』さんのお店の空気感も凄く好き。
事業をやっている方誰しもそうだと思いますが、
オーナー業は孤独だし、中々気軽に相談できないんですよね。
ただ、平岡さんは同じ立場、同業ですし色々と相談させて貰っています。
資金的なこと、スタッフとのこと、お客様との接客、料理の創作について意見交換などほんと多岐にわたって相談にのってもらっています。
初めて「有機茶屋あじゃり」さんのお店にいったとき、衝撃でしたね。
本当に尊敬。
実は私自身、中学生まで、添加物や化学調味料を一切使用しない食事や考え方が当たり前の環境で育って生活していました。親が凄く食事に気を使っていたんですよね。
ただ、添加物やそういった調味料がないお料理って見た目が茶色かったり、華やかなじゃない色味ばかりで。。
正直、好きじゃなかったんです。
その反動で社会人って自分でお金を稼ぐ様になると
ちょっとケミカルな華やかな色味のお料理、食べるようになって。。
身体、壊したんですよ。
いま自分のお店でこわだっているはやはり幼少期のお料理、食への思想、生活がかなり影響されているし、活かされています。
自分の手作りで出来る事。丁寧さを凄く心がけてます。
だからこそ、『有機茶屋あじゃり』さんのお料理を頂いた時はビックリしちゃって。
薬膳カレーも自然と体温が上がる感じがしますし、スウィーツもお砂糖もそんなに使わないのに、素材本来の甘みが引き出されている。
特に好きなのは、「豆乳のパンナコッタ」「抹茶のケーキ」
イメージ的にもかなり甘い食べ物だと思いますし、
私自身アレルギー体質で舌が痺れるぐらい敏感になり食べれなかったですが、
「有機茶屋あじゃり」さんのはとても大好きです。
Q:イキツケのメニュー教えてください
有機発芽玄米御膳 ドリンク・デザート付き 1860円
【村井さんのお店『ぽこあぽこ』について】
小学校4年生ぐらいの時ですかね
いつか珈琲をだす『喫茶店』をやりたいなと感じた事があって。
父が事業をしていたんですが、お客さんとの打合せに同行しまして打合せ場所が
『喫茶店』だったんです。
子供ながらにその打合せの雰囲気が最悪で。。(笑)
けど、その時に運ばれてきた一杯の珈琲でその場の空気、雰囲気がホッと和んだんですよ。
珈琲、喫茶店のもつチカラって凄いな!と思って、いつか私もこんな『場』を創れたらなと思っていました。
北摂の吹田、箕面、池田あたりお店をやりたいなと思って、堺筋本町から箕面に引っ越しして物件を探していたんです。
この池田のお店の物件は2013年10月から借りて、2014年5月18日オープンした。自分で企画設計から内装工事まで手伝える所はトコトン自分でもやって完成させて思い入れのお店です。
「料理の創作」のポイントは、「自分が美味しいと思うもの」を。
ワッフルって凄く奥深くてマリアージュの多様性をいかに美味しく伝えるか。
チキンラーメンを使ったワッフルだったり、日々試行錯誤して提案しています。
【店主へ突撃インタビュー】
平岡ありさ さん
(左:平岡さん)
Q:お店を初めたキッカケ?
9年前ぐらいに自分のお店をやりたいなと思って試行錯誤していたんです。
「もう人の下では働けない」と思って(笑)
実は、その時勤めていた会社の社長さんの宅配などする配送業者さんへのの対応が凄く失礼というかアウトだったんですよ。
だったら、人の下ではなく、自分で一回チャレンジしてみようと。
お店の提供するお料理も当初のコンセプトは全く違うものでした。全然、有機じゃなかった。ただ、身内が体調を壊したので、有機栽培の食材などを使った自然派料理にグッとコンセプトが固まっていきました。
ほんと「有機茶屋あじゃり」を初めて皆さんに感謝。おかげ様でお店もオープンして7年近く。
実は、これまで飲食とはほど遠く、デザイン職、スタッフ職が多かっが、本当に長くあまり続かない事が多かったです。
ただ、いまは全てそれが活きてる。どこでどう活かされるか分かりませんね!
※編集部談
取材中、本当に笑顔と笑いの連続でした。
村井さんが「ぽこあぽこ」での新メニューで「アフタヌーンワッフル」をやろうと思っていると平岡さんに相談。
すると、「ピンチョスやったら?」平岡さん。
そこから、2人で素材は、形状は?こだわりは?値段は?などなどクロストークの応酬。
完全に夫婦漫才の掛け合いでした。
ほんと、出会って数年のお二人には見えない素敵な空気感でした。
『有機茶屋あじゃり』
▽ 〒563-0058
阪急宝塚本線池田駅か400m。池田市役所前交差点を北へ直進8分突き当たり
▽営業時間:11:00~18:30
•夕食:ご予約制(17時〜21時)
※月曜日は14時30分閉店有
※日曜日はカフェのみ営業
▽電話:072-754-1258